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パンデモニウムに住む人 前編

カテゴリー: 背水のブログ・雑記

ヒデジ君シリーズ 外伝①

※閲覧注意:今回の記事には気持ち悪い惨状の表現が含まれてます

こんばんは、せっかく暖かくなってきたのに体調を崩してしまいました(ブログ移転前、掲載当時)
今年になって何度目か数え切れないほどなんですけどね。症状は風邪に似ているんですが、僕はここ数日ほど外へ出ていないので風邪の菌に触れることなんてないのですよ。原因は・・住んでいるこのヒデジ家と、僕自身の体力の低下にあるんです。
若い頃から自分の体に自信を持って無茶してきたんですけど、もう歳なんですよね。ビタミン欠乏症をこじらせて胸の皮膚がカサカサで痣までできてましたからね、鍛えてたはずの筋力もビックリするぐらい削げ落ちてた。その状態から回復しきってないのもありますが、今の体調不良の原因は他にもあるんです・・
ヒデジ君というのはsakoさんがしばらく居候させてもらってた旧友のことなんですが、彼の紹介をするにはとんでもない気力と体力が必要だと思われるのでまたの機会にします。いやほんと、すっごいからね彼。僕が今まで出会ってきた数千人の中のキチガイランク部門第一位から微動だにしない。本物の施設から抜け出してきた危ない人とタメ張って勝っちゃったからね。ちょっとだけ今回の記事に関するヒデジ君の紹介をしとくと、彼には汚いものを汚いと感じる感覚・感情がない。生活・家庭などにおける一般常識もない。どうしようもない。


さて、今日のお話は去年僕がヒデジ君の家へ避難してきた時の事件です。
人類未踏の地へ初めて人類が潜入した!って感じの潜入レポートだと思って下さい。初めからわかってればTV局に連絡して2時間ワイドショー枠で撮ってもらったわ。こうしてブログに書くことになるなら写真撮りまくっとくんだった。今更ながら後悔が激しい。

旅立ちの朝、僕はスーツケースに全財産を詰め込んで故郷とも言えるヒデジ宅に向かっていた。退院して体調はある程度回復したものの筋力の低下は激しく、パンパンに荷物を詰め込んだスーツケースを運ぶのは一苦労だった。おそらく駅までの徒歩で時間がかなりかかると思った僕は早朝から始発で出発した。ヒデジ君は昼から仕事なので、それまでに到着しなければならなかったから。10数年過ごした街を出るという感傷に浸る余裕もない、この時に手についた持ち手の痣とマメが1週間は消えなかった、そんくらいの重さだった。
予定していたよりも到着は早く、まだ8時半くらいだった。故郷の駅回りは劇的に都市開発が進んでおりただただ驚いた。でももっと驚くことがあったんだ・・
ヒデジ宅に到着して玄関を開けた瞬間、激しい異臭と何かが腐ったような空気の澱みをまともに受けた。あまり参考にはならないが、たまたま撮っていた写真をご覧頂こう。

ヒデジ家通路
奥が玄関のドア

照明を付けても暗い上に画質も構図も悪くて分かりにくいのだけど、散乱したゴミの通路に新聞で道らしきものが作られている。彼曰く「一般家庭の玄関通路」である。写真手前はまだマシなのだけど、中盤から玄関ドアの手前まで膝下くらいの深さ?というか積もり具合になっていて、迂闊に足を踏み入れるとズボッ!グジュ!っという身の毛もよだつ感触とともに足を取られてまともに進めない。もちろん僕はスーツケースを抱えてこのトラップを進むことなどできずに立ち往生となった。つかヒデジ君本人もよくズビズバァァッ!っと態勢くずして転びかけてた。
いやね、普通の人なら入室拒否しますよそりゃ。新しい仕事と部屋が見つかるまで居候するつもりで、他にアテがなかったんですが、それ以前にこんなことになっていると分かっていればアテになどしなかった。臭いだけで嫌悪感が炸裂してたしね。ここに入るのに必要なのは勇気ではない、諦めと感情破壊だ。
入り口である玄関通路ですらこの有様なんですけど、現実はもっと過酷で厳しかった。この通路に散乱してるゴミはね、部屋に収まりきらずに溢れた分だったんです。言わばボス戦の前にあらわれた雑魚達。つか大ボス本体の髪の毛一本分。
ここでみなさんに恐ろしい事実を伝えねばならない。ヒデジ君がこのマンションへ引っ越してから15年くらいは経っているのだけど、彼は一度もゴミを捨てたことがない。というかゴミの捨て方がわからないとかほざいてた。
そしてなんと、このヒデジ家を最後に掃除したのは若き日の僕だったのである。確かに記憶に残っていた、まだ引越してそれほど年数経っていないというのにこの家はゴミだれけで汚くてシャレにならないことになっていて、僕はブチ切れて徹底的に掃除したのである。ついでに臭いヒデジ君を腕力で無理やり風呂にぶち込んだこともあった。若き日の僕がんばってたな・・。それから15年の年月、およそ人間の想像の範疇を遥かに超える変貌を遂げたヒデジ君の部屋は、とてもじゃない健常者が入ることは叶わないパンデモニウムと化していた。

パンデモニウムとは
17世紀のジョン・ミルトン著の旧約聖書の叙情詩「Paradise Lost 失楽園」にみられる言葉でサタンとすべての悪魔の巣、伏魔殿を指す用語らしい

ヒデジ家の間取りは無駄に3LDKある。つか一人暮らしで高い家賃払ってこんな広い部屋住むならさっさと引っ越すよう言ってるのだが通じてないようです。まず部屋の説明からすると

・ヒデジ君の部屋:地獄、ゴミ山の標高1mを越えていて進入すら不可
・中央の部屋:粗大ゴミ置き場として現在も封印中
・リビング:流し台でバイオハザード、リビングというかリビングデッド
・奥の和室:汚物まみれの布団、3番目にゴミが散乱

さらに洗面所・風呂・トイレも地獄でした。特にトイレ、文字だけで吐き気を催すというか、僕の文才ごときじゃ表現しきれないから割愛するけど地獄だった。夏場に2日ほど徹底的に磨いたけど汚れは取れず、数週間の洗剤浸けおき作戦の後に諦めた。芳香剤いっぱい置いてブルーレットぶち込んでなんとか使用可の状態までもっていったけど、引越しとなれば内装からタンク便器まで総取っ替えになるだろう、大家が可哀相。
ここまでの記述なら、世の中には汚部屋って言葉があるくらいだからこのレベルなら他にも居るだろうと思われる。でも僕がネットで日本から海外まで調べた結果、ヒデジ君の部屋には圧倒的な武器があるのですよこれがまた。
彼は自炊はしない、外食もほとんどしない、食事の98%をコンビニなどであれこれ買い漁って部屋に持ち込んで食べてるのです。ただ、彼には貯めこみ癖というか訳の分からない癖があって、買ってきたのに食べない(飲まない)・ちょっとだけ飲み食いして部屋にポイっと放置する。簡単に説明すると「わざわざ金出してゴミを買ってきて腐敗させて部屋を汚染させる癖」があるんです。彼の部屋のゴミ山の下のほうには今では売ってないような昔の新商品とかが腐りきって眠っている。
そう、彼の部屋のキーワードは「腐敗」。そこいらの汚部屋をあざ笑うかのごとき圧倒的な腐敗ゴミの量、全体の8割が腐敗ゴミとかどうです?

えー、ここから「sakoVSパンデモニウム」のお掃除奮闘記に続く筈だったんですけど
記憶だけで気分が悪くなってきたうえに熱が上がってきたみたいで、申し訳ないですが続きは後ほど後編として書かせてもらいます、マジ笑えない。


後編へ続くく 
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2015/03/08(日) 09:57 | トラックバック(-) | comment(0)
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